【読書記録2】図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室 〜子どもへの働きかけに有効?〜
【図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室】ケリー・マクゴニカル
スタンフォードの自分を変える教室の図解版。
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□選書理由
先日、娘は2歳になりました。言葉もどんどん話せるようになって、
文章で上手に話せるようになりました。
正直、娘の性格がどのようなものなのか、比較対象がなくてあまり理解していません。
「子供はこんなものだ」とn=1を真正面に捉え、客観視できていないのかもしれません。
私自身の性格は、とてもはっきりした性格で意思は強め。人の気持ちに寄り添おうと心に思っているものの、直接的な言葉を使うことが多いので、周りからどう思われているのか気になるところ。目標を決めたら達成できるよう努力するタイプ。
でも娘はこの性格かはわかりません。
私の性格がいいかどうかは別にして、努力することの良さは娘にも理解してもらいたいし、するべきことは先延ばしせずに取り組んでほしい。
親として、どう働きかけると良いのか自身の中で言語化できていませんし、もしかしたら働きかけが不要なほど娘は積極的な性格かもしれません。
でも、娘がそうでない場合、親の私から押し付けることなく、取り組めるよう何かヒントになるかと思い、読んでみました。
□感想
「意思力」ーーこの本に書かれているのは、意思力を鍛える方法。
図解で読みやすく、常にパラパラ読み返して、理解を深めるのにちょうどいい内容。
どうしても自己啓発系の本は、データの信憑性やロジックで気になるもの、一方的にノウハウを書いているものが多い印象ですが、これはもともとの書籍の図解版なので、サクッと読めました。
自分の何を変えるのか、というと、「やる力」「やらない力」「望む力」の3つ。
やるべきことをやる、自分にマイナスなことをやらない、長期的な目標を望むこと。
どれも意思に関わっています。いかに途中であきらめず、これらを達成するか、その方法が書いてありますが、読みながらなるほどと思うこと多々。
意外と今の私のスタイルは意思力を鍛える=意思を継続するのに環境的には整ってきていると感じました。在宅勤務も長くなったので、何気なく広くて庭のある家に引っ越しをしたけれど、緑に少し触れることも意思力を鍛えるのにプラスのよう。要は気分転換とリラックスするのに役立っていると。
我が家の庭はガーデニング好きの方からすれば絶望レベルだけど、私的には家庭菜園のトマトを仕事の合間に見いに行くことや雑草を1本抜くことで、意思を邪魔してくるものを排除できるようになっているようで、意図せず良い環境にいることがわかりました。
他には、つい惑わされそうになったら、一呼吸おいて、当初の目標を意識すること、これも意思力を継続するのに、良いとのこと。確かに安定した環境に自分を置くことが大事、リラックスして、身体のストレスを除いてあげることです。
つい本を読むときに子育てに利かないか考えるけれど、娘が何かの取り組みでイライラしたときは、この本の手法にそって寄り添ってあげたいなと思いました。
何度か読みながら、自身の目標と並走して、手法を身体に染み込ませるといいかもしれません。